BS20周年特別企画 世界最高のオーケストラ ロイヤル・コンセルトヘボウ [音楽]
先週の日曜日にオランダからの中継を録画しました。写真はイメージです。
番組の中で、ハイティンクが子供のころ親に連れられて、かのメンゲルベルクのマタイ受難曲を聴いたという話をしておりました。
また、コンセルトヘボウのホールの改修を担当した人がこのホールの音響的特徴を解説しておりました。高いステージにより観客による音の吸収を避けており、また左右の壁は2kHz以上の反響を特に考慮して低音とのバランスを取っていることなど、スペクトルのグラフで示しながら解説しておりました。大変興味深かったです。
こういう話を聞いてしまった私ですが、演奏の方はといいますと、ペライアのシューマンのピアノ協奏曲のピアノの音が素晴らしかったです。ブルックナーは大編成のオーケストラの音が大きなステージの空間に非常に良い音で響きます。フルハイビジョンの映像に音が負けていないと言うのでしょうか。
これほど素直にオーケストラの音を録画で聴けたことは初めてです。コンセルトヘボウのホールが如何に優れたホールであるかを初めて実感しました。
音楽を聴く上で演奏者うんぬんより、先に「音」そのものに感激してしまいました。
以下NHKの解説より
世界最高のオーケストラ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
▽世界的に有名なロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会。
本拠地アムステルダムから初めての生中継、80歳を迎えたハイテ
ィンクがブルックナーの交響曲第9番を指揮。
「交響詩 ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
リヒャルト・シュトラウス作曲
(指揮)マリス・ヤンソンス
「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」 シューマン作曲
(ピアノ)マレー・ペライア
「交響曲 第9番 ニ短調」 ブルックナー作曲
(管弦楽)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(指揮)ベルナルト・ハイティンク
~オランダ・アムステルダムから中継~
リアルタイムで楽しみました。
確かに音が素晴らしかったですね!
by Fukuchan (2009-03-16 10:27)
Fukuchanさん
コメント有難うございます。
やはり、感じられましたでしょうか。
こういう感想を書きますといつも自分だけのひとりよがりではないかと心配しております。(^^;
by たこやきおやじ (2009-03-16 13:44)
見逃しました。残念です。
ハイティンクはウィーン・フィルと来日したときに聴きに行きました。
まだまだお元気なのですね。
by nyankome (2009-03-16 21:16)
nyankomeさん
この番組はNHKがオランダから録画でなく中継しただけの価値はあると思います。多分再放送があると思います。
by たこやきおやじ (2009-03-17 09:16)
アムステルダムのコンセルトヘボウだけには、聴きに行ったことがあります。
by extraway (2009-03-17 11:25)
extrawayさん
羨ましいです。私も定年になったら是非行ってみたいです。(^^;
by たこやきおやじ (2009-03-17 16:33)