一杯の日本酒と天地真理の歌 [日記]
最近は、何でも天地真理にこじつけております。(^^;
先日は、家内のお許しが出たので、私の故郷の獺祭と羽田市場の刺身の盛り合わせを
大宮高島屋で買ってきました。とはいっても、一合しか飲ませてもらえません。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
サラリーマンの現役時代は毎日一升近く飲んで午前様でしたが、腎臓癌の手術や狭心症で
ステントを入れてからは、飲酒は自粛しておりますがたまに旨い酒と魚を入手できたときは
一合だけ飲ませてもらえます。タバコは完全禁煙をもう何年も続けています。
一合のほろ酔い加減で聴く天地真理も、私のためだけに歌ってくれている気がして
良いものです。(^^;
今蘇る天地真理のファーストアルバム [音楽]
YouTubeで集めた天地真理の曲を192kHz24bit、ビットストリームで表すと9216kbs
のWAV形式に変換したものを、LPのファーストアルバムの曲順にしてUSBのフォルダー
に入れまとめてみました。
(写真は全て他からお借りしました)
天地真理ファーストアルバムのカバー曲の「虹と雪のバラード」や「恋は水色」を聴くと、
私の曲の好みもありますが、素晴らしい歌唱力だと思います。また、音質も改善して、
特に「雪と虹のバラード」のドラムが乱打?するところは、圧倒されるような気持ち
になり高揚感が高まります。さらに「忘れな草をあなたに」では天地真理としてはめずら
しい少し「ドス」の効いた声も出しています。もちろん、オペラ歌手のような歌い方で
なく、あくまで天地真理独特の発声法と歌唱法の「天地真理ワールド」の歌い方です。
(^^;
9216kbpsに変換した音質は、スタジオ録音ですが目をつぶるとオカルトではありま
せんがコンサートホール2階最前列中央席でステージを観ている感じがします。天地真理
の発声する顔が脳裏に浮かびます。特に、ボーカルの帯域はかなりちゃんと「復元」され
ていると思います。
天地真理の発声法をファルセットと言うのだそうですが、最近初めて知りました。音楽辞典
で調べてみると「女声においては、頭声がもっとも高い音域をなす。」と書いてあり
ファルセットと呼ばれるのは、男声の頭声の上の音域をさしているようです。
これはクラシックではそうなっていると思いますが、他のジャンルではどうなのかは私に
はわかりませんが、推測ですが単に裏声という意味で使われているのだと思います。
「水色の恋」のシングルが出てわずか2ヶ月後に出たLPです。私は残念ながらこのLPは
買っていませんでした。最近youtubeで聴いて改めてデビュー当時からの天地真理の歌の
上手さを感じました。「水色の恋」で歌が下手だと言っていたアンチ天地真理派の人でも、
これらの歌を聴いて上手いと思わなければ、その人たちが音痴です。
今となっては、こんなことを言っても何の意味もありませんが....。(^^;
最後に、「悲しき天使」だけスタジオ録音版が入手できなかったので、オンステージの
ライブ版を入れてあります。
天地真理は大人の女性に成長していきました [音楽]
天地真理が出演したテレビやラジオのトークの録音を色々聞いてみました。
昭和47年のスター千一夜の録音などを聞いていると、天地真理は満20歳のまだ
初々しい新人のアイドル歌手という感じで恥ずかしそうに、可愛らしく話している
のがよくわかります。
(写真は全て他かからお借りしました)
ラジオのスタジオの天地真理です。
文化放送「ダイナミックレーダー歌謡曲で行こう」の昭和50年8月の録音では、
「エヘヘなんですか佐藤さん馬鹿にしないで、子供と話すみたいで、私はねもうす
ぐ24なんですよ11月で、11月の5日で」
この放送の翌月発売された「さよならこんにちわ」です。
この頃には写真で見ても、私は少し寂しいのですが、大人の女性になりつつありました。
キャンディーズやピンクレディーは22〜3歳で解散していますので、天地真理は当時と
しては息の長いアイドル歌手であったと言えます。私はこの頃の天地真理をもうアイドル
とは呼びたくないのですが。(^^;
天地真理を9216kbpsで聴いてみた感想 [オーディオ]
本日はTANNOYでも聴いてみました。アンプはマランツのM-CR611です。このアンプ
の使用上の注意点は、ミニスピーカーを使う前提なので低音ブーストを0dBにしても
少しブーストされています。TANNOY DEVONの様なスピーカーを使うときは、ソース
ダイレクトの指定をしないと本当のフラットにはなりません。
私は既に日曜日から変換した十数曲を20回以上繰り返して聴いています。天地真理の
歌声がかなりのレベルで「復元」されています。本日アマゾンにUSBを発注しました。
9216kbps以下ではもう私はYouTubeの天地真理は聴けません。(^^;
天地真理を9216kbpsで聴いてみる実験 [オーディオ]
この前買ったマランツのアンプはWAVファイルは192kHz、24bitまで再生できます。
天地真理のダウンロードしたものは192kbpsや125kbpsがほとんどです。前回はDIGA
からサンプリング周波数を88.2kHzにしたものをマランツで再生実験をして、かなり
音質が向上しました。これに味をしめて、実験を行いました。
(写真は全て他からお借りしました)
今回は、Media Playerで再生したものをUA-3FXでループバックさせてPCの録音ソフト
で一気に192kHz、24bitで変換録音してUSBに入れて、マランツで聴いてみました。
(私のDIGAは光接続だと192kHzには対応していませんので)
録音ソフトはフリーの物なので、ほとんど説明がないので本当にリマスターしているかは
わかりません。ビットレートが計算通りなのでしているのでしょう。(^^;
125kbpsや192kbpsのビットレートのものが9216kbpsになります。ファイルをプロパティ
で調べればこの数字が出てきます。その代わり「一杯のレモンティー」が184MBのファイル
容量になり、「小さな人生」のアルバムB面だけで1.92GBの大容量になります。
試聴はソニーのヘッドフォンで細部まで細かく聴いてみました。
天地真理の歌声がかなり元のCDに近く「復元」されたと言って良いでしょう。
私は天地真理のCDは一枚も持っていませんが(^^;
さらにレコードの「小さな人生」を44.1kHz24bitで録音したものを、192kHz24bit
で聴くとさらに帯域が広がった感じがします。アナログディスク恐るべしでした。
なぜ小柳ルミ子でなく天地真理なのか [音楽]
これまで小柳ルミ子に触れていませんでした。昭和46年4月に「わたしの城下町」で
デビューしてそのあと南沙織が「17才」で6月にデビュー。天地真理の「水色の恋」
は10月でした。写真は私が唯一買った小柳ルミ子のLPです。昭和50年9月の発売です。
(写真は全て他からお借りしました)
「わたしの城下町」、「17才」は大変印象に残っています。小柳ルミ子は大変歌が上手い
と思いました。南沙織は大変可愛いかった印象があります。天地真理のテレビの
「時間ですよ」は印象に残っていますが、「水色の恋」はこの頃聴いたかどうかも記憶が
定かではありません。天地真理は翌年の2作目の「ちいさな恋」で私の心を掴んだのです。
昭和47年の日本歌謡大賞の「瀬戸の花嫁」は名曲で小柳ルミ子の歌も大変上手かったと
思います。天地真理はこの時「ひとりじゃないの」で放送音楽賞でした。ではなぜ
小柳ルミ子のLPをもっと早く買わなかったのでしょう。それは、歌が上手すぎる歌謡曲
の歌手にありがちな一種の陳腐さが鼻についたと言ったらよいのでしょうか。
昭和50年9月は私と同い年なので満23歳ですので大人の女性歌手として、だんだんと私の
鼻につかなくたので、また魅力的な容姿でレコードの写真に釣られて買ってしまったと
思います。
天地真理はけして消去法で残ったわけではありません。「ちいさな恋」が私好みの曲で
天地真理の歌唱法が私の心の琴線にふれるものだったからです。短調で始まり途中で
長調になるタイプの歌で、古くは「長崎の鐘」や吉永小百合の「寒い朝」等の曲が例です。
当時の曲としては天地真理もカバーしている「恋は水色」が私が言いたいイメージに合い
ます。長調の所です。
~ちょっとこわいの 恋かしら~
~恋はみずいろ 空と海の色~
クラシックのレコードでも私の心の琴線にふれた演奏はそう沢山はありません。
歌謡曲の歌手では後にも先にも天地真理ただ一人です。そして、今でも天地真理ワールド
の多くの曲で私を元気にしてくれます。
「量子論はなぜわかりにくいのか」を読んでみました [お勉強]
また、decafishさんが紹介されていたので読んでみました。
今までの本よりは計算式等も書いてあり、かなり参考になったと思います。
しかし、だんだんと何を勉強すべきが解ってくると、私が理解して消化しながら
勉強していける内容なのか、かえって不安になってきました。(^^;
著者は本当に理解するには、場の量子論を勉強するべきと書いてあります。
しかし、私は場の量子論に到達するためのかなり前段階で悪戦苦闘して足踏み状態です。
当分場の量子論へは進めそうにありません。
天地真理の歌う「里の秋」 [音楽]
江利チエミの司会するTBS「みんなで歌おう'73」の録音に天地真理と子供の合唱とで
歌う「里の秋」がありました。写真は関係ありませんが同時期の物と思われます。
(写真は他からお借りしました)
この番組ではヒット曲を生で歌っているのも嬉しいのですが、番組後半で童謡の
「里の秋」を歌っています。以前天地真理の歌う「童謡」のところでも少し書き
ましたが、特にこの曲では天地真理の「ソプラノ」(あえてソプラノと言いますが)
の清楚な歌声が聴けます。合唱の声の上にスーと伸びる気持ちの良い歌声です。
私は思わず涙が出そうになりました。
天地真理と私は間違いなく音楽的表現に関して共通の感性を持っていると
勝手に思っています。
♪
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の落ちる夜は〜
天地真理の最後の紅白の後で 私も少し輝きました [音楽]
昭和49年大晦日の天地真理最後の紅白です。「思い出のセレナーデ」です。
(写真は他からお借りしました)
結果的に最後の紅白になりましたが、まだまだこの頃は天地真理は輝いていました。
こじつけですが、
この紅白から年が明けて昭和50年の1月初旬に私もちょっとだけ輝きました。
下は大学のギター部の演奏会に出演した私の22歳の時の実際の写真です。
NHKホールからさほど遠くない公会堂で行いました。演奏はかなりつまづき
転んでしまいましたが.....。(^^;
私は協奏曲をやる最後のチャンスだと思い、大学のオケ部で指揮をしていた音大生に
お願いして音大生で弦楽四重奏を組んでもらって、ヴィヴァルディの「リュートのための
ニ長調のコンチェルト」を演奏しました。ジークフリート・ベーレントとイ・ムジチの
レコードをお手本にしました。
ちなみに、この音大生の方は後にヨーロッパの有名指揮者のコンクールで優勝されて、
現在も国内のオーケストラの指揮者をされています。写真でヴィオラを弾いている方です。
ヴィヴァルディの前に、セゴビア編曲のバッハのイ短調のアルマンド、サラバンド、
ジークを弾きました。
今、録音を聴き返してみて、素人の大学生としては意欲的なプログラムですが、
人前で弾くのは「10年早い」と恥じ入っております。(^^;
天地真理と私は同じ時代を共有し、共に青春を音楽とともに駆け抜けて行ったのでした。
そろそろ家内に「馬鹿みたい」と言われそうです。(^^;
天地真理の「水色の恋」譜面と歌詞の疑問点 [音楽]
他に似ている曲があるという話ではありません。
(写真は全て他からお借りしました)
さよな ら の ことば さ え いえなかった の ⇒歌詞カード通り
1番 さよな ら の ことば さ え いえなかったの~o ⇒録音音声
2番 ひとり だ け あるい てった あの~ひ とは~a ⇒録音音声
レコ-ド録音では下段の音符の様に歌っています。
すなわち、歌詞カードでは「いえなかったの」の「の」がB♭の全音符に対応していますが
録音では前のDの四分音符を16分音符に変えて「たの」を対応させてB♭には「の」の母音
の「o」の音を対応させています。このB♭の音はおそらく天地真理の低い声の下限に近い
と思われ、少しハスキーな発声になっているので印象に残りました。
私はずっと「いえなかったのを」だと思っていました。(^^;
レコード大賞で前半ピアノで「水色の恋」を弾きましたが、ここではメロディーは
上段の歌詞カードの譜面の通りに弾いています。
デビュー前に歌った原曲「ちいさな私」の録音を聴いてみると上記の譜面のやはり
下段の方で歌っています。
私としては、いい悪いではなく、何故譜面と歌詞が少しアンマッチだったのだろうという
素朴な疑問を今でも持っています。