真空管式ヘッドフォンアンプの電源

自作の12AU7（ECC82／5814A）差動ppヘッドフォンアンプの電源に、下の回路図の様

な半導体の定電圧電源を入れてみようと思っています。今は30Hのチョークを2段入れてあ

ります。定電圧電源でアンプの音が向上するかどうかは分かりませんが、実験してみようと

思います。

私はこれまで自作の真空管アンプには、半導体は整流用ダイオードと差動用の定電流回路と

してLM317の三端子レギュレータしか使ったことがありません。回路の理屈は分かっていま

すが一応先に下の電源（300V前後出せるので）を使って動作を確認してみようと思いま

す。定電圧回路のメリットは電源インピーダンスが低くなるのですが、真空管アンプにおい

て音質的にどんな影響があるのかは経験が無いのでわかりません。ヘッドフォンアンプなら

微妙な違いが聴けるかもしれません。（＾＾；

虎の子の真空管のテスト、チェック用にありあわせの部品で作った、上の骨董品的真空管式

定電圧電源も、色々と使い道がありそうです。（＾＾；

尚、この前書いた事で誤りがありました。DL-103の昇圧トランスTKS-27は現在1次150Ω

端子に繋いでいます。100Ωは誤りです。2次は今はオープンではなく47kΩ負荷です。何の

参考にもならないと思いますが。（＾＾；