カナレ4S8にスピーカーケーブル交換しました。 [オーディオ]
これまでは、マランツレシーバーM-CR611のスピーカーケーブルは、どこでも売っている
赤黒2芯の普通の物でした。
サウンドハウスで”定番”となっており、切り売りで1m当たり140円と値段も比較的安いの
でカナレ4S8に交換してみました。M-CR611から、真空管アンプとの切り替えのための自
作ボックスまで2mで、切り替えボックスからタンノイデボンまで3mの都合5mです。片チ
ャンネルに4S8を1本使って、4芯なので2芯ずつパラにして配線しました。切り替えボック
ス経由なので長くなっています。直結なら2m位です。末端の処理は、バナナプラグなどの
端子を半田付けしました。従来より、音像や音場の”見通し”を悪くしていた「何もの」かが
減り、大変スッキリした感じです。
ケーブルの場合は、音が良くなったという言い方は語弊があります。良いケーブルは普及品
等と比べて、音の劣化が少ないだけだと思っています。(^^;
ケーブルが本来持っている微小なL、C、Rの影響や、被覆の静電気の帯電、さらには電磁波
による外乱等が、音声信号の劣化の原因であろうと理屈では考えられます。しかし、私はこ
れまでに、実験や計測を行って、アナログ信号劣化の因果関係を分析した文献は見たことが
ありません。一般的にケーブルメーカーは、ケーブルの材質や、構造を強調して音質が良い
と言っているだけで、数値的なものは、単位長さ当たりの直流抵抗値と浮遊容量ぐらいしか
示していません。これらの数値が少し大きいからと言って、聴感上必ずしも悪くなるとは限
らないという実験をしたマニアの人もいます。ケーブルが持っている微小なRとCだけでは、
高域がほんの少し減衰するだけで、聴感上感じられるほどではないと思います。もっと他に
「何か」要因があるように思います。(^^;
(写真は他からお借りしました)
marantz M-CR611 TANNOY DEVON私のはもらい物を自分で
修理した物です。(^^;
ビデオレコーダーから24bit/192kHzの音声信号がM-CR611に入力できるようになり、さら
に今回スピーカーケーブルの換装によりTANNOY DEVONから非常に素直な再生音が聴ける
様になりました。(^^;
長らくお蔵入りさせていた、YAMAHAのサブウーハー YST-SW800も繋いでみました。
低音は出るのですが、中高域の音が何故か少し濁ります。DEVONとは合わない様です。
再びお蔵入りです。