バッハの装飾音について [クラシックギター]
佐々木忠版でバッハの「リュート組曲第一番」BWV996を主に練習しています。私が生き
ているうちに弾けるようになるとは思えませんが、曲が気に入っているので練習していま
す。プレリュードからジーグまで組曲1曲ずつなら、ゆっくりのテンポでも何度もつまづ
きながらですが、最後までたどり着けるようになって来ました。(^^;
これまでは、装飾音は省略して練習してきましたが、そろそろ装飾音も入れて練習しようと
思ってます。佐々木忠版の楽譜は、それぞれの装飾音が実音の楽譜で載っています。また装
飾音の運指も2種類書いてあったり、違う装飾音の例も書いてあります。至れり尽くせりで
はありますが、私なんぞはどれで弾くのが良いのか迷ってしまいます。(^^;
マルツィン・ディラの演奏を参考にしようと思っていますが、佐々木忠版と少し違う装飾音
の弾き方をしていたり、ごく一部ですが、現代ギターの原典準拠版と比べても、省略した
り、挿入したりしている所があります。
下の「正しい楽譜の読み方」を改めて読み直しています。ライナー教授は、「バッハは装飾
音の解釈と演奏は主に演奏者に委ねていた。」と書いています。
バッハ大先生!?、約300年後の東洋の最果ての地に住む、下手糞なオヤジに委ねられても
困るのですが。(^^;
上の絵は、バッハ大先生がお前なんかが弾けるものなら弾いてみろと、言われているように
感じます。(^^;