天地真理の後に聴くカザルスのバッハ「無伴奏チェロ組曲」 [音楽]
天地真理の「小さな人生」という曲はまるで「演歌」の様だとブログに書かれていた方が
おられました。そこで、私もそういう目で見て聴いてみました。(^^;
確かに曲は演歌歌手が歌えば十分演歌になると納得しました。(^^;
以前、天地真理が色々な「演歌を歌わされた」録音を聴いた時に書きましたが、天地真理
の演歌は本当に下手です。(^^;
天地真理の歌い方では演歌も演歌になりません。(^^;
などということを考えながらアルバム「小さな人生」全曲を聴いてしまいました。
(写真は全て他からお借りしました)
その後、カザルスの無伴奏チェロ組曲の1番と3番を聴きました。3枚組で1~6番まで
のLPを持っています。これも歴史的名盤と言われるもので、SPからの復刻です。SPは
かなり以前にこのブログに書きましたが、湯布院に行ったとき、SP盤を蓄音機の名器
クレデンサーで1番のプレリュードだけ聴かせてもらったことがあります。
色々な演奏家がバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いていますが、私は未だにこのカザルスの
演奏が最も好きです。
カザルスの演奏はロマン派の香りを残した演奏で、バッハの研究が進んだ今日では少し
異端的な見方をする人もいるようです。
カザルスの解釈が天地真理の上の写真の様であるとすれば、現在の解釈は下のような写真の
イメージと言えるのではないでしょうか。(^^;
「もしもし、またあなたなのね、私には意味が理解できません」
とまた叱られそうですね。(^^;