モーリス・アンドレのトランペット [音楽]
モーリス・アンドレのトランペットで、クラークの「トランペット・ボランタリー」と
ヴィヴァルディの「トランペット協奏曲ニ長調」。いずれもアルマンド・ビルバウム指揮
の合奏団です。この様な曲は、このレコード以外では聴いたことはありません。勿論モー
リス・アンドレもです。
他に聴いたことが無いので、私の思い込みかも知れませんが、モーリス・アンドレのトラ
ンペットの音色が素晴らしいです。実にふくよかで、心地よい演奏です。(^^;

カザルス バッハ無伴奏チェロ組曲 [音楽]
パブロ・カザルスの無伴奏チェロ組曲全集3枚組です。SP盤の復刻LPです。このレコード
は何時購入したのかもう記憶がありません。(^^;
私は特に第3番が好きです。以前は、チェロを習ってチェロで第3番を弾いてみたいとまで
思っていました。レッスン中に狭心症の発作が起きてからは、チェロからは遠ざかってし
まいました。今はギターで弾けるようになりたいと思っています。
原曲はハ長調ですが、ギターではイ長調とト長調の編曲があります。私はイ長調の編曲が
好みです。そして、チェロのイメージで弾くのではなく、ギター曲として弾くべきだと思っ
ています。しいて言うなら、チェンバロ等の鍵盤楽器のイメージでしょうか。(^^;

カザルスの演奏は、今日的にはバッハの曲としては必ずしも評価はされないこともある様
ですが、私は好きです。(^^;
天地真理 「恋する夏の日」 [音楽]
「恋する夏の日」は曲と振りの強烈な印象が残っています。真理ちゃんがはじけ飛んだ
感じがします。当時、この曲の後はどうするのだろうと、余計な心配をしたことを思い
出します。(^^;





ズービン・メータ サン・サーンス 交響曲第3番 [音楽]
メータ指揮ロスアンジェルス・フィルのサン・サーンス交響曲第3番「オルガン付き」
です。最低音は25Hz前後だそうです。低音のテストに昔から聴いています。
メータ35歳くらいの時の、パイプオルガンとの圧巻の演奏です。
1971年頃の録音と思われますが、当時の録音技術の高さが感じられるレコードです。

同じころのチャイコフスキー「1912年序曲」のレコードです。若き日のメータの写真
です。大砲の音が凄いです。

天地真理 「若葉のささやき」 [音楽]
1973年3月21日発売でした。歌詞が少し硬い言葉が多く、出だしは行進曲の様で、「ふ
たりの日曜日」と「恋する夏の日」に挟まれて大変地味な曲に聴こえてしまいます。シン
グルジャケットの写真も笑顔でなく硬い表情です。これではいけないと、アルバムでは
また可愛い笑顔の真理ちゃんの写真にしたのでしょう。勝手な思い込みですが。(^^;
しかし、この曲の次だから「恋する夏の日」がよけいに弾ける様な開放感のある印象の
曲に聴こえたのでしょう。



天地真理 「ふたりの日曜日」 [音楽]
「虹をわたって」から♬歩くの”よ”♬、♬二人でゆく”の”♬の様な女言葉が歌詞に出て
くるようになりました。「ふたりの日曜日」では”の”、”よ”に加えて、♬くれる”わ”♬
の様に”わ”が登場します。可愛らしい曲と女の子らしい歌詞で、真理ちゃんの魅力を引
き出しています。

-4a526.jpg)

天地真理 「虹をわたって」 [音楽]
業界用語で「サビ」と言うようですが、真理ちゃんの「ひとりじゃないの」から「サビ」
が「ひとりじゃないって~」とはっきりと入るようになり、この曲も「虹をラララ~」の
様に「サビ」が入っています。
「水色の恋」や「ちいさな恋」でも「サビ」がないとは言えませんが控えめな感じです。
フォークでははっきりした「サビ」がある曲は少ないと思います。真理ちゃんは「ひとり
じゃないの」、「虹をわたって」の頃からはっきりと歌謡曲アイドル路線になったと、私
は感じています。諸説、異論もあるとは思いますが・・・。(^^;
こんな理屈を書かなくても、ジャケットの写真を見ればアイドル路線は一目瞭然です。




リパッティ グリーグ/シューマン ピアノ協奏曲 [音楽]
シューマンのピアノ協奏曲は、カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団です。このレコ
ードを買った当時はこの組み合わせを意識していませんでした。リパッティの協奏曲を聴
いてみたいと思って買ったからです。下のジャケットにはでかでかと「VON KARAJAN」
と書いてありますが。私は昔からカラヤンは好きではありませんでした。(^^;
今日改めてこのシューマンのピアノ協奏曲を聴いてみました。私の感覚ではリパッティと
カラヤンとでは、かなり性格の違う演奏家と言う先入観があります。
リパッティの演奏は、リパッティらしい演奏で、リパッティ好きの私には好感の持てる良い
演奏だと思います。録音年月はジャケットに書いてはありませんが、おそらく1947~8
年頃ではないかと思います。古い録音ですが、十分リパッティの演奏が堪能できるレコード
だと思います。グリーグもアルチェオ・ガリエラ指揮のフィルハーモニアで、リパッティの
音楽の世界に引き込まれます。私としてはリパッティの大切なレコードの1枚です。

グリーグ/シューマンのピアノ協奏曲は、数年前リヒテルのレコードを書きましたが、音楽
としてかなり味わいが異なります。音楽は面白いです。(^^;
天地真理 「ひとりじゃないの」 [音楽]
シングルは、1972年5月21日発売です。私はこの曲は真理ちゃんのシングル曲の中でも
傑作だと思っています。吠える様なエレキベースの前奏で始まります。アルバムバージョ
ンでは可愛らしいコーラスに変更した編曲です。よく考えられていると思います。
その他、シングルバージョンとアルバムバージョンでは、真理ちゃんの歌い方が多少異な
ります。この辺の事は数年前に書きました。(^^;
1972年は「ちいさな恋」、「ひとりじゃないの」、「虹をわたって」、「ふたりの日曜
日」の4曲が出されましたが、この中でこの年の紅白に選ばれたのが「ひとりじゃないの」
でした。なるほどと思う選曲でした。


アルバムは、1972年6月1日発売です。「ひとりじゃないの」は私はこちらのアルバム
バージョンの方をよく聴きます。このアルバムが、私が初めて買った真理ちゃんのレコ
ードだからかもしれませんが。(^^;

上のアルバムには、真理ちゃんのピアノ演奏のEP盤がオマケで付いています。このショパ
ンの曲の演奏は、真理ちゃんの音楽性の様なものが感じられ、共感できる私の好きな演奏
です。(^^;
天地真理 「ちいさな恋」 [音楽]
何故かこの曲は、コンチネンタルタンゴを連想してしまいます。勿論リズムは違いますが、
短調から長調への転調がこの様な連想をさせるのかもしれません。作曲が浜口庫之助氏な
のでこの年代の人は、ジャズやハワイアンだけでなく、少なからずタンゴの影響も受けて
いたと思います。コンチネンタルタンゴをヒントに作られたというのも、ありうるかもし
れません。(あくまで私の勝手な想像ですが)
(写真はちっちゃい私さん他からお借りしました)


まだあまりあか抜けていない真理ちゃんも、私は好きです。(^^;
