マヌエル・バルエコのバッハをハイレゾリマスターしてみました [日記]
閑話休題 (^^;
マヌエル・バルエコの1990年代前半の来日公演のVHS録画のものをDVDに焼きなおした
ものを今でも大切に持っています。東京文化会館小ホールでのNHK芸術劇場の録画です。
当時、この録画の演奏を聴いて、第一期を中学~大学生時代とすれば、私の第二期ギター
時代が始まりました。
(写真は他からお借りしました)(この公演の写真ではありません)
時期がもう定かではありませんが、1993~4年だったと思います。この録画のバッハの
リュート組曲第4番を聴いて私は衝撃を受けました。バッハはこういう風にも弾けるのだと
感心してしまったのです。セゴビアの演奏が刷り込まれていた当時の私には驚きでした。
これがギターを再開するきっかけとなり、マヌエル・ベラスケスを大人買い?してしまう
ことになったのです。(^^;
今思えば、当時はバブルだったので、中古の400万円のイグナシオ・フレタを買った
ギター仲間が二人もおりました。約十年前に腎臓癌の手術をしてからまた疎遠になって
しまいました。それでもチェロ組曲をチェロで弾きたいと思い、一念発起してチェロを
習い始めたのですが、狭心症でまたカテーテルの手術でチェロも弾かなくなりました。
この録画の音声を9216kbpsに変換して聴いてみました。十分に鑑賞に耐えられる音質
に復元できたと思います。
私の第三期のギター時代はいつになるのでしょう。(^^;