タンスマン「カヴァティーナ組曲」の楽譜のことその2 [クラシックギター]
私の様な何でも適当な人間から見ると、セゴビア版とジガンテ版はスラーと「Barcarole」
の付点8分音符の扱い以外は、全体的には大きな違いはありません。ただ、セゴビア版の
「Danza Pomposa」の36小節目の3拍目の8分音符のレ#(dis)がジガンテ版はラ(a)
になっています。また、ジガンテ版の「Sarabande」の17小節目はセゴビア版にはあり
ません。しかし、「セゴビアの夕べ」のレコードを聴いてみるとセゴビアはジガンテ版の
17小節目も弾いています。セゴビア版の楽譜は印刷ミスなのでしょうか。(^^;
これらの楽譜の比較は、まだ検討の余地がありそうです。
さらに「カヴァティーナ組曲」に「Danza Pomposa」を含めるのかという課題がありま
す。ジガンテ版の解説を読んでも私には答えは見つけられませんでした。(^^;