嗚呼!、練習曲 [クラシックギター]
学生時代購入した、好楽社版のピースが出てきました。ソルの「25の予備練習」第2巻と
第3巻です。Op.60の13番から25番まで載っています。何故か第1巻がありませんでした。
この楽譜で当時練習したのかは、全く記憶がありません。(^^;
この前、カルカッシの25のエチュードを買ってから、ソルもやらないとモグリと思われて
はいけないので、全音の阿部保夫版のソル「25のエチュード」も買ってみました。(^^;
「25のエチュード」には「予備練習」のOp.60の22番も載っていました。また、昔カルカ
ッシの教則本で練習したことのある、Op.35-22(月光)も載っていました。
中学生か高校生の頃以来だと思いますが、「月光」を約50年ぶりに弾いてみました。自然
と、ほぼ難なく弾けました。懐かしくて、何故か涙が出そうでした。初めて聴いたはずの
家内が、ギター曲らしい良い曲だと言っていました。(^^;
私は現代ギター社から購入したのですが、アマゾンの評価のコメントに、誤植が4ヶ所以上
もあってひどいと具体的に指摘して、怒り心頭の方がおられました。
私も誤植はよい事だとは思いませんが、指摘の誤植はこのエチュードをやるくらいの人に
は、直ぐに気がつくのではと思いました。とりあえず20番くらいまでザッと弾いてみまし
たが、まだまだ他にも運指の誤植はありました。音符の誤植は、アマゾンで指摘の1件以外
に私も今のところ1つ見つけました。(^^;
私の強すぎるタッチの次に改善すべき弱点は、4指がダメな所です。スムーズな動きと、押
弦の正確性が不足しています。ソルのエチュードはこの目的に合う曲が多いと思いました。
4指の補強という”目的意識”を持って、どれだけ出来るかは分かりませんがこれらの練習曲
を練習して行こうと思います。
勿論、今更カルカッシやソルの練習曲をやるからには、その他、音価通りの持続、消音や、
強弱、私を含めたアマチュアにありがちな強すぎるバス音や、各声部の音量のバランス等
にも十分注意して練習しようと思います。とにもかくにも基本に忠実な練習をしなければ
なりません。そして、練習曲と言えども、音楽的鑑賞にも耐えうるまで弾けなければいけ
ないと思います。と、”私自身の戒め”のために書いておきます。(^^;
もう1冊、好楽社の”タルレガ”の「ギター技巧練習」も出てきました。これはカール・シャ
イト版の”タレガ”「技巧練習曲全集」の抜粋の様です。
こちらは、直接的に4指の鍛錬になりそうな曲?があります。好楽社版で効果がありそう
であれば、そのうち、91曲載っているカール・シャイト版も買ってみようと思っています。
今思えばこれらの練習曲は、十代の頃にちゃんとやっておけば良かったと後悔しています。
もはや手遅れかも。?(^^;