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くどいですが、隙間(シックネス)ゲージ買ってみました [クラシックギター]

私の1972年製河野8号の弦高調整は、サドルの高さを調整して6弦12フレット約3.8mm、

1弦12フレット約2.8mmで落ち着いた所です。

今は、ナットの高さを変えて6弦の1フレットの弦高を調整中です。弾きやすさだけでなく

音質、音色も大きく変わります。今は約0.6mm前後で、溝切された牛骨のナットを幾つか

加工して試奏しています。溝を切る道具が無いので、底面を削って高さを調整しています。

勿論、ナットを下げると、12フレットもナットの下がった分の約1/2下がります。

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私の我流の計算では、1フレットの弦高を約0.1mm上下させるにはナットの高さも約

0.1mm上下させればよいと思っています。しかし、特に1フレットの弦高は1mm以下

の微小な高さなので、テーパーゲージでの確認では目が痛くなります。(^^;

という事で、1フレットの弦高を簡単に測りたいのでこのゲージを買ってみました。

大変安い物です。


代用品で済ませるなら、官製葉書の厚さが0.22mmなので、簡易ゲージとして何枚分の

厚さと大体同じかを確かめれば十分だと思います。また、色々なカードの厚さををノギス

で測って使っても同様だと思います。


隙間ゲージだと、テーパーゲージの様に老眼に鞭打って目盛りを読む必要はなく、五感を

駆使して弦との接触の”アタリ”の感触だけに注意を払えばよいので楽です。

写真の扇上の要の金具を外して、色々組み合わせれば、誤差を気にしなければ、かなり

細かくサイズが作れます。後でノギスで組み合わせの厚みを確認しておけば十分でしょう。

(^^;


糸巻の新調が上手く行ったので、河野の調整にやる気が出て来ました。(^^;

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