春と桜と天地真理

また三月になりました。もうじき桜も咲くでしょう。

桜を見ると、何時も何故か、思い出します。

一浪の末、昭和４７年の3月下旬にやっと大学に合格しました。合格掲示板のそばの桜が

大変印象的でした。滑り止めの私立は合格していたので最後のチャレンジでした。私立に

行かずに済んだので、親に無理を言って合格祝いに、河野ギターを買ってもらったのを

昨日のことのように思い出します。

大学に入ってからは、親元を初めて離れての下宿生活でした。浪人生活からの開放感とで

それこそ「自由だぁ～」と叫びたくなるような気持ちでした。（＾＾；

そんな大学一年生の私の前で、燦然と輝いたのが天地真理でした。小柳ルミ子でも南沙織

でもありません。ましてや、あべ静江でもありません。（＾＾；

こうして、自由で気ままな学生生活の中で、私は天地真理に恋焦がれてしまったのです。

（＾＾；

勿論、浪人生の時からテレビ等で天地真理のことは知っていましたが、「アイドル歌手」

に「うつつを抜かす」様な余裕はありませんでした。（＾＾；